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海辺にて

海が、時々木々の間に見え隠れする崖沿いの小道を歩きました。

ふと立ち止まり、足元を見ると、名前を忘れてしまった雑草が小さな花を咲かせていました。

海と雲の織りなす雄大な営みも、そよ風にさえ震えているように見える小さな花の姿も、私を含めた人間の、理屈の多い自己中心的な生き方を嘲笑っているようでした。

私たちも自然の一員であることを何時も、思い出しながら、もつと謙虚に生きたいですね。